人生振り返ってみよ!! 七話  " Mr. J " 現る!!

前回のつづき・・・

 

 

時差の関係もあってものすごい睡魔に襲われたためしばらく仮眠をとった。

 

何時間ほど眠っていただろうか。誰かが僕のことを呼んでいた。

 

目が覚めて外をみると辺りはすっかり夜になっていた。

 

僕のことを読んでいたのはルームメートだった。

 

身長は190cm!!!

 

細身で見た目は当時のベッカム(ワールドカップ2002で

 

モヒカンヘアスタイルのベッカム)。

 

まず女の子は 100% ホレるだろうなって感じの好青年だった。

 

名前は?

 

出身は?

 

何歳?

 

いろいろと聞きたいこと、話したいことはあったが

 

全くと言っていいほど英語を話すことができなかったので

 

しどろもどろな状態だった。

 

 

彼はすでに流暢な英語を話すことができており、

 

いろんなことを質問された。

 

ただ何を言っているのこあさっぱりわからなかった。

 

 

彼の名前は Jerome  ジェロム。ケベック出身。

 

ケベックとはカナダにある13州のうちの一つ。

 

ここはカナダの中で唯一フランス語圏の州である。

 

同じ国の人種が違う言語をもってして生まれる光景を見たのは初めてだった。

 

 

 

このプログラムには多くのケベック人が参加している。

 

全体の8割ケベック出身ではないだろうか。

 

僕らとは違い、カナダ国から全額援助されているため、

 

学費・食費・寮費 はすべてタダ!!!

 

それ以外の国からの留学生は一か月 25万円!!!

 

もちろん食費、寮費、学費すべて込みだがそれでもちょっとフェアじゃないw

 

 

 

何度か僕の名前はジェロムだって言われたがなかなかうまく発音できなかった。

 

 

つづく・・・